私が鍼灸師になった理由

こんにちは。

美容鍼灸サロン ハリリア京都 鍼灸師の中川です。

私は鍼灸師になり、もうすぐ10年が経ちます。

私が鍼灸に出会ったのは15年前、24歳の頃だったと思います。

幼いころからアトピーが酷く、ずっとステロイド治療をしていましたが良くならないので、他にも治療法はないかと模索していました。

・脱ステロイド ・オーリングテスト ・漢方 ・赤外線 ・脱保湿と殺菌治療 ・レーザーを首のリンパに当てる(名前が分かりません。)等、色々と試しましたが良くならず、脱ステによりアトピーが悪化し重症化してしまい病院に入院したこともあります。

今でも私の皮膚は肌を焼いていなくても全体的に黒いのですが、この脱ステ時に肌の炎症による色素沈着が全身に残っています。

鍼灸は同じアトピー仲間の方から教えていただきました。

私の中では鍼=注射針というイメージだったので、注射が嫌いな私は

「怖いし、わざわざ痛い思いをしたくない!針をしてなぜ良くなるか分からない。」

「お灸は熱くて火傷するからお仕置きみたい。(祖母が従弟が悪さをすると、お灸をすえていたので)」

という不安がありつつも、「何でもよいからアトピーを良くしたい!」という想いの方が強く、初めて鍼灸を受けました。鍼灸を受けた後は

「鍼は思っていたより全然痛くないし、お灸はポカポカして気持ちが良い。」

に気持ちが変わりました。

薬はあまり使いたくなかったので、自分の持っている自己治癒力を高めてくれる鍼灸が私にはとても魅力的でした。

鍼灸師という職業があることも知り興味を持ちましたが、当時の私はアパレルに勤めており、派手な服や髪・化粧が大好きで、鍼灸は魅力的だけど、古臭い地味なイメージがちょっと違うかな、、、。と思いました。

そんな時に、ファッション雑誌で読者モデルの方が「美容鍼灸」を受けているということを知りました。

当時は「美容鍼灸」が出始めた頃で、あまり受けられるお店も少なく、大阪・韓国・東京で実際に受けてみることにしました。その中で、東京の麻布ハリーク(前職のお店)がスパのようにお洒落で綺麗なお店と、痛みのない美容鍼に、ホテルの様な接遇で鍼灸がキラキラしたイメージに変わりました。

私も鍼灸師になって、綺麗を提供したい!鍼灸に抱いていたイメージを変えたい!もっと鍼灸を広めたい!

と強く想い、鍼灸師を志しました。

3年間、鍼灸師になるための専門学校に通い、国家試験に合格して晴れて鍼灸師になりました。

そして、運よく「絶対に鍼灸師になったら働きたい!」と熱望していた麻布ハリークで3年間働かせていただきました。

肌にコンプレックスが強かったので、

「お顔や肌に自信を持ち、毎日キラキラ輝いて欲しい!!」

「鍼もお灸も怖いイメージがあったので、心からリラックスして鍼灸を受けていただきたい!」

「お客様のお悩みに本気で向き合い、最適な施術を提供する!!」

いつもそんな想いで施術をしております。

鍼灸師をしていて1番嬉しかったことは、生まれつき斜頸(筋肉や関節が硬くなり首が常に傾いた状態)で少しでも状態良くしたいと鍼灸を始めて受けてくださったお客様が、何度か通ってくださり筋肉が少しずつ柔らかくなって「鍼灸に出会って良かった」と喜んでくださったことです。

私もとても嬉しく涙が出ました。鍼灸師になって本当に良かったです。

目の前のお客様に喜んでいただける、鍼灸師という仕事が私は大好きです♡

歳を重ねても、可愛いおばあちゃんになって美容鍼灸を続けていきたいです。

長くなりましたが、最後までご覧くださりありがとうございます!

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