鍼灸師 中川 曜子
こんにちは。美容鍼灸サロン ハリリア京都、鍼灸師の中川です。
私が鍼灸師になった経緯や当サロンをオープンした想いをお伝えさせていただきたいと思います。
長くなりますが、最後までご覧くださると嬉しいです。
・名前:中川曜子
・生年月日:1984.5.12
・鍼灸師歴:10年
私は幼い頃からアトピー体質で、重症になり入院をしたこともあります。
猛烈な痒みで全身掻きむしり、ガサガサの肌で服は血だらけ。
人から見てもアトピーと分かるほど酷く「こんな肌、誰にも見られたくない。」と常に思っていました。
様々なアトピーによいという治療法を試した中で私の体質を改善してくれたのは、鍼灸でした。
私の中では鍼=注射針というイメージだったので、注射が大嫌いな私は
「怖いし、わざわざ痛い思いをしたくない!鍼をしてなぜ良くなるか分からない。」
「お灸は熱くて火傷するからお仕置きみたい。(祖母が従弟に悪さをすると、お灸をすえていたので)」
という不安がありつつも、「何でもよいからアトピーを良くしたい!」という想いの方が強く、初めて鍼灸を受けました。
初めての鍼はチクチクした痛みもほぼ無く、またお灸はポカポカ温かくてリラックスしてウトウト眠くなりました。
肌の痒みが和ぎ、いつもイライラしていましたが、穏やかな気分になれました。
薬はあまり使いたくなかったので、自分の持っている自己治癒力を高め、免疫機能を整えてくれる鍼灸が私にはとても魅力的でした。
鍼灸治療を受け続けることで少しずつ体質が変わり、肌の調子もよくなって人の目が気ならないようになりました。
「好きな服が着られて、ファンデーションを塗っても肌がボロボロにならない!」と嬉しかったです。
今でもアトピーはありますが、10段階で表すと1番ひどい時は10だったのが現在は1~2位で落ち着いています。
鍼灸師という職業があることも知り興味を持ちましたが、当時の私はアパレルに勤めており、派手な服や髪・化粧が大好きで、鍼灸は魅力的だけど、古臭い地味なイメージが自分の好みではないと思いました。
そんな時に、ファッション雑誌で「美容鍼灸」を知りました。
当時は「美容鍼灸」が出始めた頃で、あまり受けられるお店も少なく、大阪・韓国・東京で実際に受けてみることにしました。
その中で、東京の「麻布ハリーク(前職のお店)」が鍼灸院と思えないような非日常的な空間のお店と、痛みの少ない美容鍼に、ホテルの様な接遇やおもてなしで贅沢な極上な体験をし、鍼灸がキラキラしたイメージに変わり感動しました。
「私も鍼灸師になって、綺麗を提供したい!鍼灸に抱いていたイメージを変えたい!もっと鍼灸を広めたいし、感動してもらえるようになりたい!」
と強く想い、鍼灸師を志しました。
3年間、鍼灸師になるための専門学校に通い、国家試験に合格して晴れて鍼灸師になり、運よく「絶対に鍼灸師になったら働きたい!」と熱望していた麻布ハリークで3年間働かせていただきました。
麻布ハリークでは、お客様の施術以外にも全国から鍼灸師が学びに集まる「美容鍼マンツーマン実践セミナー」講師も務め、様々な経験をさせていただきました。
忙しく仕事をさせていただいている中で、「よりお客様ひとりひとりと向き合って仕事をしたい」と思い、また自分自身も体調を崩したこともあり、地元である京都に帰ることにしました。
当時は京都に美容鍼灸のお店が少なく、働きたいと思えるお店が見つかりませんでした。
私に感動を与えてくれた麻布ハリークのように
空間・技術・サービス・使用する道具・接客にこだわり「贅沢な時間」をお過ごしいただきたいと思い
2017年に総合美容サロンの一角で「美容鍼灸サロン ハリリア京都」をスタートしました。
・お忙しい毎日から離れ、リラックスして元気になっていただきたい。
・鍼灸のネガティブなイメージが良い方に変わっていただきたい。
・お顔もお身体も調子がよくなり、笑顔になっていただきたい。
そんな想いで施術をしております。
鍼灸師をしていて1番嬉しかったことは、生まれつき斜頸(筋肉や関節が硬くなり首が常に傾いた状態)で少しでも状態良くしたいと鍼灸を始めて受けてくださったお客様が、何度か通ってくださり筋肉が少しずつ柔らかくなって「鍼灸に出会って良かった」と喜んでくださったことです。
私もとても嬉しく涙が出ました。
「鍼灸に出会って良かった」と沢山の方に思っていただけるような鍼灸師になるために、日々精進しております。
芸能人や著名人がお忍びで通う、東京・港区の人気美容鍼灸サロン「麻布ハリーク」にて3年間勤務。
全国から鍼灸師が学びに集まる「美容鍼マンツーマン実践セミナー」講師も務めさせていただきました。
2017年、地元である京都にて、美容鍼灸サロン「ハリリア京都」を美容総合サロンの一角にてスタートいたしました。
2024年、京都祇園から京都富小路錦に移転いたしました。